新型コロナウイルス感染症の集団感染に係る検証報告書について

2023年2月2日

拝啓　厳寒の候、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。平素は特別養護老人ホーム櫻ホーム西神の施設運営に多大なるご理解とご協力を賜わり、ありがとうございます。
　さて、新型コロナウイルス・オミクロン株が猛威を振るう中、令和４年12月27日に、当施設のご入居者様１名に陽性が確認され、20名のご入居者様に感染が拡大されたところですが、神戸市保健所（神戸市西保健センター）、神戸市福祉局などの関係機関及び主治医の指導のもと、徹底した感染対策に取り組み、令和５年１月25日をもって収束することができました。
　しかし、当施設においては、令和４年１月から３月かけて、８月、11月から12月かけて、そして12月から令和５年１月にかけて、４回の集団感染が発生しています。
　再度、ご入居者様が安心して暮らすことができる高齢者福祉施設において、長期間にわたりご入居者様が生命の危機を感じながら過ごしていただいたという事態を真摯に受け止め、この度の集団感染が収束した機会に、１回目からの集団感染を振り返り検証を行う「検証会議」を開催したものです。この検証会議において、別添ファイルのとおり、報告書をまとめましたので周知させていただきます。
　今後は、この報告書に基づき研修などを確実に実施することにより、全職員が感染予防の重要性を再認識し、「感染しない感染させない」を実践し、再発防止の徹底に生かしてまいります。