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特別養護老人ホームの費用はどれくらい必要なのですか?

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2022年9月30日

 ご入居を希望するご家族様から、「いちばんに費用面が気になるので詳しく教えて欲しい。」との質問が多く寄せられています。ご家族様にも生活がありますので、あらかじめ費用面を把握しておかないと不安だと思います。今回は、特別養護老人ホーム(以下「特養」という。)で発生する費用についてご紹介いたします。
 特養は公的施設ですので、有料老人ホームなどと異なり、入居一時金のような初期費用は無く、月額の利用料のみとなります。月額利用料の内訳としては、①介護サービス費、②食費、③居住費、④日常生活費の4つです。
 ①「介護サービス費」は、介護を受けるにあたってかかる費用で、要介護度や居室のタイプによって変わります。さらに、人員やサービス内容によって加算される費用があります。近隣にある同種の特養であっても、どの加算を取っているかによって、費用が異なってきます。加算費用が高いほど介護にあたっている介護の人員が厚く、サービス内容も充実しているといえます。②「食費」はご入居者が1日3回の食事をとるのに必要な金額です。③「居住費」は家賃にあたる費用ですので、居室の種類(従来型多床室、従来型個室、ユニット型個室、ユニット型個室的多床室)によって異なります。最後の④「日常生活費」は医療費、理美容費、嗜好品の購入など、ご入居者が施設で生活するにあたって必要となる費用です。ご入居者の心身の状況などによって費用が異なりますが、当施設での平均は1万円から2万円間のご入居者様が多いと思います。また、特養では、おむつ代は施設側で負担いたします。
 では、当施設での日常生活費を除く月額費用の目安(介護サービス費(介護保険の自己負担(所得に応じて1割~3割))、食費、居住費)は、要介護4の住民税非課税世帯(第3段階②)の場合、4人部屋(多床室)で毎月9万円程度、個室で12万円程度です(令和4年7月1日現在)。その外にも利用者負担段階や負担限度額などの制度がありますので、制度や費用の詳細については、櫻ホーム西神・生活相談員までご連絡(℡078-995-7145)いただければ、説明させていただきます。
 最後に、9月のブログについては、生活相談員が担当させていただきました。堅苦しい内容ばかりで、本当に申し訳ございませんでした。10月からは介護職員などが日々の出来事などを読みやすい内容でブログ掲載させていただきますので、引き続きご愛読いただきますようよろしくお願いします。

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